外国語を習得してその言葉が使われている国の文化や人の考え方を知ることは、あなたの人生を豊かにしたり、仕事や生き方自体にも広がりを与えてくれます。
サラリーマンとして働きながらの全くの知識ゼロからロシア語を勉強し、通訳試験レベルまでそのスキルを磨き上げた“ほふまん氏”の学習メソッドから英会話上達のカギを見ていきたいと思います。
ほふまん氏によると、ロシア語は日本人にとって最も習得が難しい部類の言語であるけれども、英語は「語尾変化がないから20倍くらい楽」とのこと。
英語の習得が簡単だと言っているわけではないので、誤解はされないように。
あと一つほふまん氏が言うのが、
英会話の習得には何十万円という大金は必要なく、適切なテキストを正しく継続して使う。ことが大事!
ということ。
これからご紹介する方法で取り組んでいただければ、かならず「英語を堪能に使いこなす私」になることができますよ。
目次
英会話を上手になるステップはとてもシンプル
英会話が上手になるってものすごいセンスが必要なことだと思ってしまいそうですが、「聞く」→「理解する」→「話す」のサイクルができれば、「英会話ができる」という状態になるわけです。これはセンスとかの問題ではなく、「知っているか・知らないか」のお話ですね。
ステップ1. 基本的な文法を覚える
基本的な文法を身に付けることは、結果的に、
英会話上達の近道
になるということはまず覚えてください。
中学校〜高校で英語の授業に挫折してしまったみなさん。まずは、きっちり文法から学び直しましょうね。いくら英会話学校にいっても、文法がわからないままだと、応用が効かないので、せっかく新しいことを学んでも右から左に流れていってしまいますよ。
文法の勉強はだいたい3ヶ月くらい
と設定しましょう。3ヶ月くらいであれば基本的な英文法は抑えることができるはずです。
このステップ1のやり方はこちらの記事で詳しく解説していますので、じっくり読んでやることを理解して進めてください。
こまかい文法は他にもたくさん出てくるのですが、基本的なものを抑えて、後から補っていくほうが効率的です。
ステップ2. 基本フレーズを口から自然と出てくる位覚える
さて、基本的な文法を覚えたら次にやることもはっきりと決まっています。
それは、
基本フレーズを覚える
ということです。これは英会話に限らず、どの外国語を習得する時にも共通して踏むステップです。間違いなく近道で正しいステップだと言えますので、
基本フレーズを体に染み込ませるために、声に出して覚えましょう。
ここで大事なことは、
きちんと声に出して覚える
ということです。
なぜかというと、
自分で発音できない音は聞き取ることができない
からなのです。フレーズを何十回も聞くよりも自分で声に出したほうが、聞き取れるようになるまでの道のりが早くなります。
同じようなことがこちらの動画でも解説されております。
かならずCDがついている教材を選びましょう。CD通りに発音してみることが、リスニング力強化とフレーズ習得への近道です。
ステップ3. ボキャブラリーを増やす
基本フレーズが身についたら英語のボキャブラリーを増やしていきます。中学レベルで2,000単語のようですから、この程度はまずは抑えておきたいですね。
2,000単語位できるようになったら、次のステップに進んでしまいます。
ステップ4. 会話でアウトプットを行う
ようやくでてきました。会話で英語力を強化するステップですね。
色々な英会話スクールが世の中に溢れていることもあって、この「会話」のステップだけが、フォーカスされがちです。
「文法も理解しておらず」「基本フレーズも押さえてなく」「単語もわからない」状態で英会話スクールなどに行っても、英会話の上達のためには、
ほとんど意味がありません
はっきり言ってお金がもったいないだけです。
英会話スクールに通うと、なんとなく英語が喋れるようになったと思ってしまいますが、それは、
なのです。
実際に英語圏の人を目の前にして、いざ話そうとすると、思うように話すことができないのです。「あれ、英会話スクールにも通っているのになんで話せないんだ?」と思い知らされることになります。
この会話のステップは、いままで積み上げたインプットをさらに強化するために「アウトプット」を行うのであって、そもそもの「インプット」がなければいけないのです。
このステップの意味をお分かりいただけたでしょうか。
ステップ5. 使えるフレーズを覚えて増やす
ステップ4.で会話の練習をしてみて、「言いたいことが言えない。。。」と悔しい思いをされたと思います。
何を言いたくて伝えられなかったのか?
これがステップ4で得られる、さらに英会話を上達させるための宝物です。
英会話の先生の質問に対して、あなたが伝えたかったけれども、伝えられなかったことがあるはずです。
これをどうやって解決するかはとても簡単なことで、
伝えることができるフレーズを覚える
ことで解決していまいます。これであなたの英会話表現のレパートリーが一つ増えるんですよ。これで、表現の新しいパターンをあなたは習得することができました。
この新しく覚えたフレーズ(「パターンX」としましょう)は、別の場面で「パターンX-1」、「パターンX-2」など応用して今後使っていくことが可能になるわけですね。
こんな感じで自分の英語力が強化されていくってとても楽しいことではないですか。
ゲームみたいで、英語を趣味にしてもいいくらい楽しくウキウキしてこないですか?
ステップ3~5の繰り返しだけで自然と上達していく
あとは、またステップ3に戻ってボキャブラリーを増やし、ステップ4の会話でアウトプットを行い、そしてまたステップ5で新しい表現を身につけていくというサイクルを繰り返すだけです。これを1年間やってみたらどうでしょう?
見違えるほどの英語力になっているはずです。
英会話の習得に頭の良さは必要ない!どれだけ継続できるかがカギ。
英語ができるできないは、やはり続けられる人が強いです。すぐに結果を求めて諦めてしまっては、英語の上達を叶えることはできません。
どうして英会話をできるようになりたいんだっけ?
英会話の勉強そのものが好きという人もいれば、海外に憧れがあって勉強の意欲が高い人などもいます。総じて言えるのが英語圏の文化にもともと興味があるとか、自分には英語しかないんだとか、やはり気持ちの強さが継続力に出てくるような気がします。
英語と英語圏の文化そのものに強い興味を持って接することができるかどうかだという意見です。
はっきりしないような書き口になってしまいましたが、このページを読んでいただいている方はすでに意欲の高い方だと思いますから、辛いこともひとつのスパイスだと捉えて向き合えような人のはずです。
日々パワーアップしていく自分の姿を楽しんでいきましょう!
Have a good English life!