人気の韓国コスメですが、日本人にとってわかりにくい用語や違った使われ方をしている表現で迷うことも多いはず。
- 韓国コスメのスキンケアに関する用語がわからない
- 韓国コスメの使う順番がわからない
が「えっ、そうだったの?」とわかる内容で解説してくれているのが人気韓国人youtuberの「会社員J」チャンネルのAちゃん。
かなりしっかりした解説内容となっていますが、動画で見る時間のない方向けに簡単にまとめましたので、是非ご覧ください。
目次
①洗顔系
日本では、顔を洗うアイテムは「洗顔剤」「洗顔フォーム「フォームクレンジング」とかいろんな呼び方がされています。
韓国ではペースト状の液体が泡になるものを「フォームクレンジング」という呼び方をしていて、他にも「クレンジングジェル」、石鹸のような固形の「クレンジングバー」というものもあります。
その中で、一般的に使われているのが「フォームクレンジング」。
弱酸性?それとも弱アルカリ性?
洗顔はpH、つまり弱酸性から弱アルカリ性に分けることができるが、人間の肌は弱酸性側です。
乾燥肌やデリケートな肌の方は、弱酸性寄りのアイテムを選び、脂質が多めなタイプの方は弱アルカリ性寄りの洗顔剤を使って汚れと脂をちゃんと取ることをおすすめします。
弱酸性で保湿性の高いおすすめフォームクレンジングがあります。
LAGOM(ラゴム) ジェルトトゥーウォータークレンザー
優しい弱酸性が特徴で、敏感肌・乾燥肌タイプの人向けのアイテムです。
弱酸性・アルカリ性の確認方法
パッケージ裏に「弱酸性」など記載があるので、しっかりチェックです。
ネット通販など、直接パッケージを見るのが難しい場合は、商品の説明ページで「弱酸性です」とか「弱アルカリ性です」などの記載を見つけましょう。
②化粧水系
韓国では「化粧水=スキン」
日本では化粧水系の商品を「化粧水」とか「ローション」と呼びますが、韓国では、ローションは「乳液」のことを指します。
化粧水という言葉もあまり使われなくて「スキン」という言葉が一番使われています。
韓国コスメでは「化粧水=スキン」と覚えましょう。
そのほか、
- トナー
- OOブースター
- アストリンゼント
のような名前がついているものがあります。用途は「スキン」と似ているのですが、効果がそれぞれ少し違うんですね。
整理すると、
スキン:洗顔後に一番最初に使う。肌のpHを整えて水分を補給
トナー:ふき取り化粧水
OOブースター:導入液とも言われていて、化粧水の次に使う乳液やクリームを補助するポジション
アストリンゼント:脂や汗を抑えてお肌を引き締める。
ということになります。
韓国では「スキン+α」のアイテムが主流
実は、韓国のマーケットでは「スキン」の基本機能だけを持つ商品はほぼ無いようなんですね。スキン的な基本の役割に、「美白」「角質ケア」などの機能を加えられたアイテムが現在の主流となっています。
洗顔後にすぐに美容液として使えるものも人気。
「エッセンス」「セラム」という名前がついた商品もよく目にしますが、これはプラスαで肌に良い成分が加えられたものです。
あとは、角質ケアを取り除く成分である「AHA、BHA、PHA」などが含まれている「トナー」のようなタイプのものがメインになってきているということですね。
③美容液系
日本では「美容液」と呼ばれているものですが、韓国では「美容液」という言い方はしません。
- エッセンス
- セラム
- アンプル
などの名前がついた商品が、韓国では美容液的なポジションのアイテムとして認識されているということなんですね。
あと、下のように、効果の特徴が分かりやすくはっきりと打ち出されていて、
- 美白
- しわ改善
- アンチエイジング
- 強い保湿
魅力的で引きつけられる感じが、韓国でとても流行っている理由と言えそう。
④乳液
日本で「乳液」と呼ばれているものが、韓国では「ローション」と呼ばれています。「エマルジョン」とも。
ただ、これが人気がまったくありません。
気がない理由は、乳液の役割である「保湿」などの基本的な機能よりもっと高い効果が求められているから。さっきの美容液の話ですね。
大人気の美容液の勢いに押されて、乳液(ローション)は下火になっている模様。
⑤アイクリーム
韓国人の中では、目元のスキンケアが独立したカテゴリとしてしっかりあって、「アイクリーム」について意識が高いんです。目元の老化が早いという考えから来ているようですね。
⑥クリーム系
韓国コスメにもクリームは、大きく分けて乳化と非乳化があって、乳化クリームは乾燥肌向けで、非乳化クリームは夏場肌が脂っぽくなりがちな時に向いています。
人気なのはなんと言っても「水分クリーム」でしょう。
サラサラしている感じではありませんが、韓国の冬はとても厳しいので、若干ねっとりしているようなものでも人気あり。
日本ではサラサラめのものが好まれがちですが、冬場であったり、北海道などの寒い地域の方には相性がいいかもしれませんね。
角質ケア系
顔が明るい感じになって化粧ノリがよくなるのがメリットの角質ケア系アイテム。
- 酵素系
- ゴマージュ系(ポロポロ落ちるやつですね)
- スクラブ系(ざらざら・つぶつぶが入っているもの)
デメリットも多くの人に認識されつつあるようなので、よくチェックしておきたいところですね。
肌が弱い人で、肌に必要な皮脂をとりたくない、という人がピーリング剤のような角質ケアアイテムを使うと、より乾燥してしまうがち。
だから、どうしても使いたい場合は、1ヶ月に1 度のみなど、回数をコントロールすることで、デメリットを抑える方法があります。
さいごに
今回ご紹介したカテゴリの順番が一般的な使う順番です。
「順番を変えて使うのはNG!」ということではないので、軽い気持ちで参考にしていただけると嬉しいです!